受け口の手術を受ける前にしておきたいこと

受け口とは、下顎が突出するなどの原因で上顎の歯よりも下顎の歯が前に出てしまっていることです。人間の歯は上顎の歯よりも下顎の歯が後ろにあるもので下顎が突出していることで噛み合わせが悪くなりますし、見た目にも良くありません。受け口は子供の頃に見られるもので成長すると改善する傾向にありますが大人になっても受け口のままというケースもあります。このため顎の矯正や歯列矯正などでまずは改善できるかどうかを試すのが一般的です。その上で余裕がなく歯列矯正で改善が見られない場合や、下顎が極端に突出している場合には外科的な方法で改善を目指すことになります。外科的な方法としては、奥歯を抜歯して詰めることで歯の位置をずらしたり、顎骨を削ることで後方に下げるといった方法が行われます。

受け口になる理由と治療について

受け口は、下顎の歯が上顎の歯よりも前に出ている状態のことです。受け口は、反対咬合とも呼ばれるもので、通常の人間の歯は上顎の歯に対して下顎の歯が後ろにあるのが正常な状態といえます。咀嚼に問題があるだけでなく歯並びに影響を及ぼすことになりますし、下顎が前に突出した状態になるため、いわゆるしゃくれた顔になりがちで口元もヘの字になりやすくなります。受け口は一般には遺伝的な要素が大きいものですが、特に子供の頃に見られます。また遺伝以外としては、舌の裏にある筋肉が未発達なケースが多く、やはり発達途中の子供に見られるものです。子供の頃の受け口そのものは永久歯に生え変わる段階で自然に治るケースもありますが、成長によって下顎が出て来ることもあり、大人になってから受け口になる場合もあり、治療の対象となっています。

受け口の矯正手術を受けるまえにしておくことは

受け口のち療法としては、4歳から7歳頃の場合にはマウスピースを利用することで改善することができます。費用は10万円から15万円程度が相場です。さらにチンキャップと呼ばれる顎当てをゴムで引っ張る帽子を着用して寝るといったこともあります。また7歳から9歳頃になると上顎の成長を促し広げるためにワイヤーを使って矯正する場合もあります。永久歯が生えそろうまで治療を行うことになりますが、費用は15万円から40万円です。大人になってからは、いわゆる歯列矯正という形になりますが、下顎そのものが突出している場合には外科的な手術によって改善を試みるケースもあり、奥歯を抜歯することで後方にずらしたり、下顎を手術で削ることで移動させるといったことが行われます。いずれにしても手術で改善するのは最終手段とも言えるもので、それまでにその他の矯正方法で治療が可能か検査してもらうことが大切です。